カーボン製 アスペックシール WIRE放電加工
久々の更新です。結構前回から時間がたってしまいました・・・
今回はG社よりカーボンのアスペックシール10A用2分割加工の依頼があり加工することになりました。
全然どういったものか知識もなくただ、炭?、バイクのマフラーや車の内装のデザイン等に使われている軽量な素材で最近では飛行機に使われるようになったぐらいにしか思っていませんでした。
加工が出来るか確認のため加工機メーカーに確認したところ、条件表に加工データがあり加工出来るとのことでした。ただし鉄のように溶かしながら切断するのではなく繊維?粒子?を『破壊』『粉砕』しながら加工するとのことでした。
ということは寸法は狙いどうりいかないかもしれないと思い長めに一度加工して寸法チェック後、本加工に入ることにしました。
現物は下の写真の物です。
値段はわかりませんがG社曰く、海外製でかなりお高いものらしいです。普通のシールは1枚3~4000円らしくそれでも大きさの割りにするなぁ~と思うんですが。いったいいくらなのか・・・
純正品は2分割になっているんですがカーボンシールは1枚板でした。
厚みは純正品とほぼ同じですが、形状は内側になる方はちがいました。
いつものごとく下のような形状の物に加工しました。加工条件は1stカットしかなかったので1回カットのみとなりましたが加工速度は金属より落ちるようでした。
加工面は金属とは違いざらざらした感じの仕上がりになりました。
加工は無事完了しましたが使う場所が場所だけにカーボンで大丈夫なのか心配になります。
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