WIRE放電加工 加工範囲が超えたらどうするか
当社最大の加工範囲のEU64.
加工範囲は600×400, その範囲を超える製品が来た時どうするか・・・
以前はLDM50という機械があり ドブ漬けでは無くフラッシング加工という加工方法でワークテーブルや機械からはみ出しても加工出来たもんでした。ので加工範囲を超えても、加工槽に入らなくても問題なしでした。
が、2010年6月に部品取りという形で売却・・・
ということで現状ある機械で加工となります。
以前メーカーにEU64にてフラッシング加工が出来るか問い合わせてあり設定の変更で加工可能とのことでデーターも頂いていたので今回テストがてら加工してみることにしました。
パラメーターの変更と加工条件の変更が必要で断線無く加工できるよう条件を変更するのに少々時間掛かりましたが板圧23ミリの時
ドブ漬け加工時加工速度4.2~4.3
フラッシング加工時加工速度2.7~2.8と65%ダウンで加工できました。もう少し条件を詰めたら速度も上がりそうな気がします。
今回製品寸法691×225、型加工部プレート寸法770×320と加工範囲からはみでており上の写真の格好で加工しました。
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