コスモスポーツ サイドハウジング 溶射でのリペア工程
コスモスポーツのエンジンは1枚目の写真に写っている部品が木箱に入って送られてきます。
送られてくるサイドハウジングの大部分は研磨のみで終わるのですが、摺動面が浮いてしまったり剥がれてしまっている物も来ます。
その場合、溶射されている部分を削り再溶射→研磨仕上げとなります。
写真2枚目でははがれてしまっているサイドハウジングの溶射部分を荒取りする寸前の写真です。
3枚目は汎用フライスでの荒取りが完了した写真です。
4枚目 V溝加工完了写真 穴と溶射しない部分を塞いで溶射に出します。
5.6枚目 溶射から帰ってくるとこんな感じに肉盛りされてきます。
溶射後はフライスにて研磨前の荒削りをして研磨で平面を仕上げて完了となります。
絶版部品なのでこうしてリペアして送り返しています。
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